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Error : エラー

Daemonが検出したエラーの情報を提供するMonostateクラス Error とその関連定義。 [詳解]

+ Error : エラー 連携図

クラス

class  amdaemon::Error
 アプリで表示すべきエラーの情報を提供するMonostateクラス。 [詳解]
 
class  amdaemon::ErrorInfo
 エラー情報を保持する抽象クラス。 [詳解]
 
class  amdaemon::ErrorLog
 エラーログ情報を提供するクラス。 [詳解]
 
struct  amdaemon::ErrorTimesItem
 エラー発生回数ログ項目構造体。 [詳解]
 

列挙型

enum  amdaemon::ErrorResetType {
  amdaemon::ErrorResetType::None,
  amdaemon::ErrorResetType::Any,
  amdaemon::ErrorResetType::Shutdown,
  amdaemon::ErrorResetType::Operation,
  amdaemon::ErrorResetType::Test
}
 エラーのリセット種別列挙。 [詳解]
 

関数

ErrorResetType amdaemon::makeErrorResetType (const wchar_t *value, ErrorResetType defaultType=ErrorResetType::Any)
 エラーリセット種別文字列から ErrorResetType 列挙値を作成する。 [詳解]
 
const wchar_t * amdaemon::toString (ErrorResetType type)
 ErrorResetType 列挙値の文字列表現値を取得する。 [詳解]
 

変数

static const std::size_t amdaemon::MaxErrorHistoryItemCount
 エラー発生履歴の最大項目数。 [詳解]
 
static const std::size_t amdaemon::MaxErrorTimesItemCount
 エラー発生回数の最大項目数。 [詳解]
 
static const std::uint32_t amdaemon::ErrorNumberLimit
 エラー番号の最大許容値。 [詳解]
 
static const std::uint32_t amdaemon::ErrorSubNumberLimit
 サブエラー番号の最大許容値。 [詳解]
 

詳解

Daemonが検出したエラーの情報を提供するMonostateクラス Error とその関連定義。

列挙型詳解

エラーのリセット種別列挙。

エラーのリセット方法には下記の3つが存在する。

  • 自動リセット機能
    • 自動リセット機能が有効な場合のみ、下記タイミングでリセットされる。
      • ゲームテストモードの開始および終了時
      • システムテストモードからのアプリ復帰時
      • セガブートからのアプリ復帰時(アプリイメージ更新処理を含む)
    • 自動リセット機能は設定ファイルで有効/無効を設定する必要がある。
      • 通常、ビデオゲームでは有効にする。
      • メダルゲームでは勝手にリセットされないよう無効にする。(作成基準対応)
      • 設定を省略した場合は無効となる。
  • Error クラスのメンバ関数 Error::reset 呼び出し
    • 所定の操作を行った際にこの関数を呼び出してエラーをリセットする。
  • ボードの電断
    • ボードを電断することでリセットされる。
    • Core クラスのメンバ関数 Core::reboot 呼び出しも電断扱いとなる。
    • アプリやDaemonプロセスを終了させるだけでは電断扱いとはならない。

この列挙は、上記のうちどの方法でリセット可能なエラーであるかを示す。

列挙値
None 

定義しない。または自動解除。

Any 

すべてのエラーリセット方法でリセット可能。

Shutdown 

ボードの電断でのみリセット可能。

Operation 

Error クラスのメンバ関数 Error::reset 呼び出しでのみリセット可能。

Test 

自動リセット機能、またはボードの電断でリセット可能。

関数詳解

ErrorResetType amdaemon::makeErrorResetType ( const wchar_t *  value,
ErrorResetType  defaultType = ErrorResetType::Any 
)

エラーリセット種別文字列から ErrorResetType 列挙値を作成する。

引数
[in]valueエラーリセット種別文字列。
[in]defaultTypeどの種別にも該当しなかった場合の戻り値。
戻り値
ErrorResetType 列挙値。どの種別にも該当しなかった場合は defaultType 。
参照
toString(ErrorResetType)
const wchar_t* amdaemon::toString ( ErrorResetType  type)

ErrorResetType 列挙値の文字列表現値を取得する。

引数
[in]typeErrorResetType 列挙値。
戻り値
ErrorResetType 列挙値の文字列表現値。不正値の場合は nullptr 。
参照
makeErrorResetType

関数 makeErrorResetType に渡す文字列に対応している。

変数詳解

const std::size_t amdaemon::MaxErrorHistoryItemCount
static

エラー発生履歴の最大項目数。

const std::size_t amdaemon::MaxErrorTimesItemCount
static

エラー発生回数の最大項目数。

const std::uint32_t amdaemon::ErrorNumberLimit
static

エラー番号の最大許容値。

const std::uint32_t amdaemon::ErrorSubNumberLimit
static

サブエラー番号の最大許容値。