NET配信情報を提供するMonostateクラス。 [詳解]

#include <NetDelivery.h>

公開メンバ関数
bool	isAvailable () const
	NET配信クライアントとして動作するか否かを取得する。 [詳解]

bool	isExitNeeded () const
	NET配信によるセガブート遷移要求があるか否かを取得する。 [詳解]

bool	existsApp () const
	配信処理対象アプリイメージが存在するか否かを取得する。 [詳解]

const NetDeliveryTimeInfo &	getAppTimeInfo () const
	配信処理対象アプリイメージの日時情報を取得する。 [詳解]

const NetDeliveryAppImageInfo &	getAppImageInfo () const
	配信処理対象アプリイメージのイメージ情報を取得する。 [詳解]

bool	existsOption () const
	配信処理対象オプションイメージが存在するか否かを取得する。 [詳解]

const NetDeliveryTimeInfo &	getOptionTimeInfo () const
	配信処理対象オプションイメージの日時情報を取得する。 [詳解]

const NetDeliveryOptionImageInfo &	getOptionImageInfo () const
	配信処理対象オプションイメージのイメージ情報を取得する。 [詳解]

詳解

NET配信情報を提供するMonostateクラス。

Core クラスのメンバ関数 Core::execute 呼び出しによって内容が更新される。

ゲームテストモードでの配信状況表示: NET配信機能に対応する場合、ゲームテストモードにてアプリイメージおよびオプションイメージの配信状況表示メニューを実装すること。

アプリイメージの配信状況
- 現在動作中のアプリバージョンは AppImage クラスのメンバ関数 AppImage::getCurrentVersion で取得できる。
- 配信中のアプリバージョンは getAppImageInfo().version で取得できる。
- 配信進捗は getAppImageInfo().progress で取得できる。
- 配信開始日時は getAppTimeInfo().order で取得できる。
- 公開日時は getAppTimeInfo().release で取得できる。
- 配信ステータスは getAppImageInfo().status で取得できる。関数 amdaemon::toString(NetDeliveryStatus, bool) で文字列表現値を取得できる。
- メンバ関数 existsApp が false を返す場合、下記項目はハイフン表示とすること。
  - 配信中のアプリバージョン
  - 配信進捗
  - 配信開始日時
  - 公開日時
オプションイメージの配信状況
- 配信進捗は getOptionImageInfo().calcTotalProgress() で取得できる。
- 配信開始日時は getOptionTimeInfo().order で取得できる。
- 公開日時は getOptionTimeInfo().release で取得できる。
- 配信ステータスは getOptionImageInfo().status で取得できる。関数 amdaemon::toString(NetDeliveryStatus, bool) で文字列表現値を取得できる。
- メンバ関数 existsOption が false を返す場合、下記項目はハイフン表示とすること。
  - 配信進捗
  - 配信開始日時
  - 公開日時

関数詳解

bool amdaemon::NetDelivery::isAvailable ( ) const

NET配信クライアントとして動作するか否かを取得する。

戻り値

true	NET配信クライアントとして動作する場合。
false	NET配信クライアントとして動作しない場合。

Daemonプロセスの設定ファイルでNET配信設定を有効にしている場合であっても、キーチップのALL.Net認証フラグが無効である場合は false を返す。

bool amdaemon::NetDelivery::isExitNeeded ( ) const

NET配信によるセガブート遷移要求があるか否かを取得する。

戻り値

true	セガブート遷移要求がある場合。
false	セガブート遷移要求がない場合。

参照: Core::kill

NET配信クライアントとして動作していない場合は常に false を返す。

NET配信クライアントとして動作しており、この関数が true を返す場合、イメージ更新のためにアプリ終了フローへ遷移する必要がある。アプリ終了フローについては Core クラスの説明を参照すること。

bool amdaemon::NetDelivery::existsApp ( ) const

inline

配信処理対象アプリイメージが存在するか否かを取得する。

戻り値

true	存在する場合。
false	存在しない場合。

getAppTimeInfo().existsImage() を返す。

const NetDeliveryTimeInfo& amdaemon::NetDelivery::getAppTimeInfo ( ) const

配信処理対象アプリイメージの日時情報を取得する。

戻り値: 配信処理対象アプリイメージの日時情報。

const NetDeliveryAppImageInfo& amdaemon::NetDelivery::getAppImageInfo ( ) const

配信処理対象アプリイメージのイメージ情報を取得する。

戻り値: イメージ情報。

対象イメージが複数指定されている場合、それらを合算した情報を返す。

bool amdaemon::NetDelivery::existsOption ( ) const

inline

配信処理対象オプションイメージが存在するか否かを取得する。

戻り値

true	存在する場合。
false	存在しない場合。

getOptionTimeInfo().existsImage() を返す。

const NetDeliveryTimeInfo& amdaemon::NetDelivery::getOptionTimeInfo ( ) const

配信処理対象オプションイメージの日時情報を取得する。

戻り値: 配信処理対象オプションイメージの日時情報。

const NetDeliveryOptionImageInfo& amdaemon::NetDelivery::getOptionImageInfo ( ) const

配信処理対象オプションイメージのイメージ情報を取得する。

戻り値: イメージ情報。

対象イメージが複数指定されている場合、それらを合算した情報を返す。

このクラス詳解は次のファイルから抽出されました:

NetDelivery.h

公開メンバ関数

詳解

関数詳解