AM Daemon ライブラリリファレンス
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ビデオゲームのクレジット処理に統合された特殊デバイスを操作するクラス。 [詳解]
#include <CreditSpecialDevice.h>
公開メンバ関数 | |
CreditSpecialDevice (InnerIndexHolder) | |
コンストラクタ。 [詳解] | |
bool | isAvailable () const |
特殊デバイス機能を利用可能であるか否かを取得する。 [詳解] | |
bool | isLockoutOn () const |
現在ロックアウトが有効であるか否かを取得する。 [詳解] | |
bool | lockout (bool on) |
ロックアウト設定を行う。 [詳解] | |
ビデオゲームのクレジット処理に統合された特殊デバイスを操作するクラス。
このクラスのインスタンスをアプリ側で直接生成することはできない。 Credit クラスのメンバ関数 Credit::getSpecialDevice から取得すること。
一部の関数は処理完了まで呼び出し元スレッドをブロックする。
現実装では、電子コインセレクター AS-6DB-S1 の操作のみをサポートする。
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explicit |
コンストラクタ。
bool amdaemon::CreditSpecialDevice::isAvailable | ( | ) | const |
特殊デバイス機能を利用可能であるか否かを取得する。
true | 利用可能である場合。 |
false | 機能が無効である場合。 |
現実装では、電子コインセレクター AS-6DB-S1 の操作をサポートするか否かを返す。
bool amdaemon::CreditSpecialDevice::isLockoutOn | ( | ) | const |
現在ロックアウトが有効であるか否かを取得する。
true | ロックアウトが有効である場合。 |
false | ロックアウトが無効であるか、機能が無効である場合。 |
デバイスの仕様により自動的にロックアウトが有効になる場合がある。 進行停止エラーとはならない場合もあるため、 アプリからは突然ロックアウトされたように見える。
この関数の戻り値を毎フレーム確認し、アプリの想定するロックアウト状態と 異なっている場合はメンバ関数 lockout を用いてロックアウト設定を行うこと。 その際、内部状態次第ではロックアウト設定に失敗する場合があるため、 成功するまで毎フレーム試行し続けること。
bool amdaemon::CreditSpecialDevice::lockout | ( | bool | on | ) |
ロックアウト設定を行う。
[in] | on | ロックアウトを有効にするならば true 。無効にするならば false 。 |
true | 処理に成功した場合。 |
false | 処理に失敗したか、機能が無効である場合。 |
毎フレーム呼び出されることを想定した設計になっている。
一度呼び出すと数フレームの間はロックアウト設定処理中となり、 処理中に再度呼び出した場合は何もせずに false を返す。
ロックアウト設定処理中以外でも、 内部状態次第でロックアウト設定に失敗する場合があるため、 必ずこの関数の戻り値やメンバ関数 isLockoutOn の戻り値を確認すること。