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amdaemon::util::TimeSpan 構造体

マイクロ秒精度の時間間隔を表す構造体。 [詳解]

#include <TimeSpan.h>

公開型

typedef std::int64_t value_type
 内部値の表現型。 [詳解]
 

公開メンバ関数

value_type toMicroseconds () const
 マイクロ秒数値に変換する。 [詳解]
 
value_type toMilliseconds () const
 ミリ秒数値に変換する。 [詳解]
 
value_type toSeconds () const
 秒数値に変換する。 [詳解]
 
value_type toMinutes () const
 分数値に変換する。 [詳解]
 
value_type toHours () const
 時数値に変換する。 [詳解]
 
value_type toDays () const
 日数値に変換する。 [詳解]
 
std::chrono::microseconds toDuration () const
 時間間隔値に変換する。 [詳解]
 
value_type getPartOfMicroseconds () const
 マイクロ秒数パート値を取得する。 [詳解]
 
value_type getPartOfMilliseconds () const
 ミリ秒数パート値を取得する。 [詳解]
 
value_type getPartOfSeconds () const
 秒数パート値を取得する。 [詳解]
 
value_type getPartOfMinutes () const
 分数パート値を取得する。 [詳解]
 
value_type getPartOfHours () const
 時数パート値を取得する。 [詳解]
 
value_type getPartOfDays () const
 日数パート値を取得する。 [詳解]
 
bool isZero () const
 ゼロ値であるか否かを取得する。 [詳解]
 
bool isMinus () const
 負数であるか否かを取得する。 [詳解]
 
void toParts (value_type *days, value_type *hours=nullptr, value_type *minutes=nullptr, value_type *seconds=nullptr, value_type *milliseconds=nullptr, value_type *microseconds=nullptr) const
 パート分割された時間間隔値を取得する。 [詳解]
 
std::wstring toString (const wchar_t *format=nullptr) const
 文字列表現値を作成する。 [詳解]
 
TimeSpanoperator+= (const TimeSpan &r)
 加算代入演算子のオーバロード。 [詳解]
 
TimeSpanoperator-= (const TimeSpan &r)
 減算代入演算子のオーバロード。 [詳解]
 

静的公開メンバ関数

static TimeSpan fromMicroseconds (value_type microseconds)
 マイクロ秒数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan fromMilliseconds (value_type milliseconds)
 ミリ秒数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static bool tryFromMilliseconds (value_type milliseconds, TimeSpan &result)
 ミリ秒数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan fromSeconds (value_type seconds)
 秒数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static bool tryFromSeconds (value_type seconds, TimeSpan &result)
 秒数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan fromMinutes (value_type minutes)
 分数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static bool tryFromMinutes (value_type minutes, TimeSpan &result)
 分数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan fromHours (value_type hours)
 時数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static bool tryFromHours (value_type hours, TimeSpan &result)
 時数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan fromDays (value_type days)
 日数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static bool tryFromDays (value_type days, TimeSpan &result)
 日数値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
template<class TCount , class TPeriod >
static TimeSpan fromDuration (const std::chrono::duration< TCount, TPeriod > &duration)
 時間間隔値からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan zero ()
 ゼロ値のインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan min ()
 表現可能な最小値を持つインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan max ()
 表現可能な最大値を持つインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan clock (bool forceStdClock=false)
 経過時間の計算に利用できるクロック時間からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static bool tryClock (TimeSpan &result, bool forceStdClock=false)
 経過時間の計算に利用できるクロック時間からインスタンスを作成する。 [詳解]
 
static TimeSpan negate (const TimeSpan &span)
 TimeSpan 値の符号を反転させた値を算出する。 [詳解]
 
static TimeSpan abs (const TimeSpan &span)
 TimeSpan 値の絶対値を算出する。 [詳解]
 
static TimeSpan add (const TimeSpan &span1, const TimeSpan &span2)
 2つの TimeSpan 値を加算する。 [詳解]
 
static bool tryAdd (const TimeSpan &span1, const TimeSpan &span2, TimeSpan &result)
 2つの TimeSpan 値を加算する。 [詳解]
 
static TimeSpan subtract (const TimeSpan &span1, const TimeSpan &span2)
 TimeSpan 値から別の TimeSpan 値を減算する。 [詳解]
 
static bool trySubtract (const TimeSpan &span1, const TimeSpan &span2, TimeSpan &result)
 TimeSpan 値から別の TimeSpan 値を減算する。 [詳解]
 
static TimeSpan multiply (const TimeSpan &span, value_type value)
 TimeSpan 値に整数値を乗算する。 [詳解]
 
static bool tryMultiply (const TimeSpan &span, value_type value, TimeSpan &result)
 TimeSpan 値に整数値を乗算する。 [詳解]
 
static TimeSpan divide (const TimeSpan &span, value_type value)
 TimeSpan 値を整数値で除算する。 [詳解]
 

公開変数類

value_type value
 マイクロ秒数値。 [詳解]
 

関連関数

(これらはメソッドではありません)

TimeSpan operator+ (const TimeSpan &u)
 単項プラス演算子のオーバロード。 [詳解]
 
TimeSpan operator- (const TimeSpan &u)
 単項マイナス演算子のオーバロード。 [詳解]
 
TimeSpan operator+ (const TimeSpan &l, const TimeSpan &r)
 加算演算子のオーバロード。 [詳解]
 
TimeSpan operator- (const TimeSpan &l, const TimeSpan &r)
 減算演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator== (const TimeSpan &l, const TimeSpan &r)
 等価比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator!= (const TimeSpan &l, const TimeSpan &r)
 非等価比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator< (const TimeSpan &l, const TimeSpan &r)
 小なり比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator> (const TimeSpan &l, const TimeSpan &r)
 大なり比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator<= (const TimeSpan &l, const TimeSpan &r)
 小なり等価比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator>= (const TimeSpan &l, const TimeSpan &r)
 大なり等価比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 

詳解

マイクロ秒精度の時間間隔を表す構造体。

覚え書き
memcpy 可能。

型定義メンバ詳解

内部値の表現型。

関数詳解

static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::fromMicroseconds ( value_type  microseconds)
inlinestatic

マイクロ秒数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]microsecondsマイクロ秒数値。
戻り値
作成されたインスタンス。
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::fromMilliseconds ( value_type  milliseconds)
inlinestatic

ミリ秒数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]millisecondsミリ秒数値。
戻り値
作成されたインスタンス。
参照
tryFromMilliseconds
例外
Exceptionマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
static bool amdaemon::util::TimeSpan::tryFromMilliseconds ( value_type  milliseconds,
TimeSpan result 
)
inlinestatic

ミリ秒数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]millisecondsミリ秒数値。
[out]result作成されたインスタンスの設定先。
戻り値
true作成に成功した場合。
falseマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
fromMilliseconds
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::fromSeconds ( value_type  seconds)
inlinestatic

秒数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]seconds秒数値。
戻り値
作成されたインスタンス。
参照
tryFromSeconds
例外
Exceptionマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
static bool amdaemon::util::TimeSpan::tryFromSeconds ( value_type  seconds,
TimeSpan result 
)
inlinestatic

秒数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]seconds秒数値。
[out]result作成されたインスタンスの設定先。
戻り値
true作成に成功した場合。
falseマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
fromSeconds
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::fromMinutes ( value_type  minutes)
inlinestatic

分数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]minutes分数値。
戻り値
作成されたインスタンス。
参照
tryFromMinutes
例外
Exceptionマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
static bool amdaemon::util::TimeSpan::tryFromMinutes ( value_type  minutes,
TimeSpan result 
)
inlinestatic

分数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]minutes分数値。
[out]result作成されたインスタンスの設定先。
戻り値
true作成に成功した場合。
falseマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
fromMinutes
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::fromHours ( value_type  hours)
inlinestatic

時数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]hours時数値。
戻り値
作成されたインスタンス。
参照
tryFromHours
例外
Exceptionマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
static bool amdaemon::util::TimeSpan::tryFromHours ( value_type  hours,
TimeSpan result 
)
inlinestatic

時数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]hours時数値。
[out]result作成されたインスタンスの設定先。
戻り値
true作成に成功した場合。
falseマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
fromHours
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::fromDays ( value_type  days)
inlinestatic

日数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]days日数値。
戻り値
作成されたインスタンス。
参照
tryFromDays
例外
Exceptionマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
static bool amdaemon::util::TimeSpan::tryFromDays ( value_type  days,
TimeSpan result 
)
inlinestatic

日数値からインスタンスを作成する。

引数
[in]days日数値。
[out]result作成されたインスタンスの設定先。
戻り値
true作成に成功した場合。
falseマイクロ秒数値に変換した値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
fromDays
template<class TCount , class TPeriod >
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::fromDuration ( const std::chrono::duration< TCount, TPeriod > &  duration)
inlinestatic

時間間隔値からインスタンスを作成する。

テンプレート引数
TCount内部カウンタ値の表現型。
TPeriod秒に対する割合を表す有理数型。
引数
[in]duration時間間隔値。
戻り値
作成されたインスタンス。
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::zero ( )
inlinestatic

ゼロ値のインスタンスを作成する。

戻り値
作成されたインスタンス。
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::min ( )
inlinestatic

表現可能な最小値を持つインスタンスを作成する。

戻り値
作成されたインスタンス。
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::max ( )
inlinestatic

表現可能な最大値を持つインスタンスを作成する。

戻り値
作成されたインスタンス。
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::clock ( bool  forceStdClock = false)
static

経過時間の計算に利用できるクロック時間からインスタンスを作成する。

引数
[in]forceStdClock必ず標準関数 std::clock を用いるならば true 。
戻り値
作成されたインスタンス。 0 より大きい内部値を持つ。
参照
tryClock, Clock
例外
Exception内部で乗算した値が表現可能範囲に収まらない場合。

返される時間値そのものに意味はない。 この関数で得た2値の差分によって経過時間を求める目的で用いる。

Windows環境かつ引数 forceStdClock に false を指定した場合、 高分解能パフォーマンスカウンタが用いられる。

長期間の連続稼働により表現可能な上限値に達する場合がある。 長期間稼働する可能性がある場合、この関数ではなく Clock クラスの利用を推奨する。

static bool amdaemon::util::TimeSpan::tryClock ( TimeSpan result,
bool  forceStdClock = false 
)
static

経過時間の計算に利用できるクロック時間からインスタンスを作成する。

引数
[out]result作成されたインスタンスの設定先。 0 より大きい内部値を持つ。
[in]forceStdClock必ず標準関数 std::clock を用いるならば true 。
戻り値
true作成に成功した場合。
false内部で乗算した値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
clock, Clock

返される時間値そのものに意味はない。 この関数で得た2値の差分によって経過時間を求める目的で用いる。

Windows環境かつ引数 forceStdClock に false を指定した場合、 高分解能パフォーマンスカウンタが用いられる。

長期間の連続稼働により表現可能な上限値に達する場合がある。 長期間稼働する可能性がある場合、この関数ではなく Clock クラスの利用を推奨する。

static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::negate ( const TimeSpan span)
inlinestatic

TimeSpan 値の符号を反転させた値を算出する。

引数
[in]span演算対象。
戻り値
span の符号を反転させた値。
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::abs ( const TimeSpan span)
inlinestatic

TimeSpan 値の絶対値を算出する。

引数
[in]span演算対象。
戻り値
span の絶対値。
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::add ( const TimeSpan span1,
const TimeSpan span2 
)
static

2つの TimeSpan 値を加算する。

引数
[in]span1加算対象1。
[in]span2加算対象2。
戻り値
加算結果値。
参照
tryAdd
例外
Exception演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
static bool amdaemon::util::TimeSpan::tryAdd ( const TimeSpan span1,
const TimeSpan span2,
TimeSpan result 
)
static

2つの TimeSpan 値を加算する。

引数
[in]span1加算対象1。
[in]span2加算対象2。
[out]result加算結果値の設定先。
戻り値
true加算できた場合。
false演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
add
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::subtract ( const TimeSpan span1,
const TimeSpan span2 
)
static

TimeSpan 値から別の TimeSpan 値を減算する。

引数
[in]span1減算対象。
[in]span2減算量。
戻り値
減算結果値。
参照
trySubtract
例外
Exception演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
static bool amdaemon::util::TimeSpan::trySubtract ( const TimeSpan span1,
const TimeSpan span2,
TimeSpan result 
)
static

TimeSpan 値から別の TimeSpan 値を減算する。

引数
[in]span1減算対象。
[in]span2減算量。
[out]result減算結果値の設定先。
戻り値
true減算できた場合。
false演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
subtract
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::multiply ( const TimeSpan span,
value_type  value 
)
static

TimeSpan 値に整数値を乗算する。

引数
[in]span乗算対象。
[in]value乗算値。
戻り値
乗算結果値。
参照
tryMultiply
例外
Exception演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
static bool amdaemon::util::TimeSpan::tryMultiply ( const TimeSpan span,
value_type  value,
TimeSpan result 
)
static

TimeSpan 値に整数値を乗算する。

引数
[in]span乗算対象。
[in]value乗算値。
[out]result乗算結果値の設定先。
戻り値
true乗算できた場合。
false演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
参照
multiply
static TimeSpan amdaemon::util::TimeSpan::divide ( const TimeSpan span,
value_type  value 
)
static

TimeSpan 値を整数値で除算する。

引数
[in]span除算対象。
[in]value除算値。
戻り値
除算結果値。
例外
Exception引数 value に 0 を指定した場合。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::toMicroseconds ( ) const
inline

マイクロ秒数値に変換する。

戻り値
マイクロ秒数値。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::toMilliseconds ( ) const
inline

ミリ秒数値に変換する。

戻り値
ミリ秒数値。ミリ秒数未満の値は切り捨てられる。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::toSeconds ( ) const
inline

秒数値に変換する。

戻り値
秒数値。秒数未満の値は切り捨てられる。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::toMinutes ( ) const
inline

分数値に変換する。

戻り値
分数値。分数未満の値は切り捨てられる。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::toHours ( ) const
inline

時数値に変換する。

戻り値
時数値。時数未満の値は切り捨てられる。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::toDays ( ) const
inline

日数値に変換する。

戻り値
日数値。日数未満の値は切り捨てられる。
std::chrono::microseconds amdaemon::util::TimeSpan::toDuration ( ) const
inline

時間間隔値に変換する。

戻り値
時間間隔値。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::getPartOfMicroseconds ( ) const
inline

マイクロ秒数パート値を取得する。

戻り値
マイクロ秒数パート値。常に正数を返す。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::getPartOfMilliseconds ( ) const
inline

ミリ秒数パート値を取得する。

戻り値
ミリ秒数パート値。常に正数を返す。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::getPartOfSeconds ( ) const
inline

秒数パート値を取得する。

戻り値
秒数パート値。常に正数を返す。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::getPartOfMinutes ( ) const
inline

分数パート値を取得する。

戻り値
分数パート値。常に正数を返す。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::getPartOfHours ( ) const
inline

時数パート値を取得する。

戻り値
時数パート値。常に正数を返す。
value_type amdaemon::util::TimeSpan::getPartOfDays ( ) const
inline

日数パート値を取得する。

戻り値
日数パート値。常に正数を返す。
bool amdaemon::util::TimeSpan::isZero ( ) const
inline

ゼロ値であるか否かを取得する。

戻り値
true内部値が 0 である場合。
false内部値が 0 以外である場合。
bool amdaemon::util::TimeSpan::isMinus ( ) const
inline

負数であるか否かを取得する。

戻り値
true内部値が 0 未満である場合。
false内部値が 0 以上である場合。
void amdaemon::util::TimeSpan::toParts ( value_type days,
value_type hours = nullptr,
value_type minutes = nullptr,
value_type seconds = nullptr,
value_type milliseconds = nullptr,
value_type microseconds = nullptr 
) const

パート分割された時間間隔値を取得する。

引数
[out]days日数パートの設定先。取得しないならば nullptr 。
[out]hours時数パートの設定先。取得しないならば nullptr 。
[out]minutes分数パートの設定先。取得しないならば nullptr 。
[out]seconds秒数パートの設定先。取得しないならば nullptr 。
[out]millisecondsミリ秒数パートの設定先。取得しないならば nullptr 。
[out]microsecondsマイクロ秒数パートの設定先。取得しないならば nullptr 。

特定のパートに nullptr を指定した場合、非 nullptr を指定したパートに nullptr を指定したパート分の値も加算される。

例えば引数 hours (時数パート)と引数 seconds (秒数パート)のみに非 nullptr を 指定した場合、次のように格納される。

  • ミリ秒数パート以下の値は切り捨てられる。
  • 引数 seconds のポインタ先には 0 以上 3599 以下の値が格納される。 即ち分数パート値を 60 倍した値が本来の秒数パート値に加算される。
  • 引数 hours のポインタ先には時数以上のすべての値の合算値が格納される。 即ち日数パート値を 24 倍した値が本来の時数パート値に加算される。
std::wstring amdaemon::util::TimeSpan::toString ( const wchar_t *  format = nullptr) const

文字列表現値を作成する。

引数
[in]formatフォーマット文字列。
戻り値
文字列表現値。

引数 format には下記のフォーマット文字列と任意の文字列の組み合わせを指定する。 大文字と小文字は区別されることに注意。

  • "%d" – 日数パート値。
  • "%h" – 時数パート値。
  • "%m" – 分数パート値。
  • "%s" – 秒数パート値。
  • "%i" – ミリ秒数パート値。
  • "%u" – マイクロ秒数パート値。
  • "%+" – 負数の場合は文字 '-' 、正数あるいはゼロ値の場合は文字 '+' 。
  • "%-" – 負数の場合は文字 '-' 、正数あるいはゼロ値の場合は空文字列。
  • "%v" – value 値そのもの。負数の場合は頭に '-' が付く。
  • "%V" – value の絶対値。
  • "%%" – 文字 '' 。

数値を表すフォーマット文字列は、1文字目の '' の直後に幅指定を行う事ができる。 幅指定は「数字」か、「文字 '0' + 数字」の形式で指定でき、例えば次のようになる。

  • "%4s" – 最小4文字幅になるよう先頭に空白文字が付与される。
  • "%04s" – 最小4文字幅になるよう先頭に文字 '0' が付与される。

フォーマット文字列中に特定のパートが存在しない場合、 存在するパートに存在しないパート分の値も加算して文字列化される。 "%+", "%-", "%v", "%V", "%%" はこの処理には関与しない。

例えば "%h%s" のように時数パートと秒数パートのみから構成される フォーマット文字列を指定した場合、次のように文字列化される。

  • ミリ秒数パート以下の値は挿入されない。
  • "%s" 部分には 0 以上 3599 以下の値が文字列化されて挿入される。 即ち分数パート値を 60 倍した値が本来の秒数パート値に加算される。 これはフォーマット文字列中に分数パートが存在しないためである。
  • "%h" 部分には時数以上のすべての値の合算値が文字列化されて挿入される。 即ち日数パート値を 24 倍した値が本来の時数パート値に加算される。 これはフォーマット文字列中に日数パートが存在しないためである。

引数 format に nullptr を指定した場合、 "%v" を指定したものとして扱う。

TimeSpan& amdaemon::util::TimeSpan::operator+= ( const TimeSpan r)
inline

加算代入演算子のオーバロード。

引数
[in]r右辺値。
戻り値
自身の参照。
例外
Exception演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
TimeSpan& amdaemon::util::TimeSpan::operator-= ( const TimeSpan r)
inline

減算代入演算子のオーバロード。

引数
[in]r右辺値。
戻り値
自身の参照。
例外
Exception演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。

フレンドと関連関数の詳解

TimeSpan operator+ ( const TimeSpan u)
related

単項プラス演算子のオーバロード。

引数
[in]u単項値。
戻り値
u の値そのもの。
TimeSpan operator- ( const TimeSpan u)
related

単項マイナス演算子のオーバロード。

引数
[in]u単項値。
戻り値
u の符号を反転させた値。
TimeSpan operator+ ( const TimeSpan l,
const TimeSpan r 
)
related

加算演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
演算結果値。
例外
Exception演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
TimeSpan operator- ( const TimeSpan l,
const TimeSpan r 
)
related

減算演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
演算結果値。
例外
Exception演算結果値が表現可能範囲に収まらない場合。
bool operator== ( const TimeSpan l,
const TimeSpan r 
)
related

等価比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator!= ( const TimeSpan l,
const TimeSpan r 
)
related

非等価比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator< ( const TimeSpan l,
const TimeSpan r 
)
related

小なり比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator> ( const TimeSpan l,
const TimeSpan r 
)
related

大なり比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator<= ( const TimeSpan l,
const TimeSpan r 
)
related

小なり等価比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator>= ( const TimeSpan l,
const TimeSpan r 
)
related

大なり等価比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。

メンバ詳解

value_type amdaemon::util::TimeSpan::value

マイクロ秒数値。


この構造体詳解は次のファイルから抽出されました: