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バージョン値構造体。 [詳解]

#include <Version.h>

公開型

typedef std::uint32_t value_type
 内部値の表現型。 [詳解]
 

公開メンバ関数

value_type major () const
 メジャーバージョン値を取得する。 [詳解]
 
value_type minor () const
 マイナーバージョン値を取得する。 [詳解]
 
value_type patch () const
 パッチバージョン値を取得する。 [詳解]
 
std::wstring toString (bool withoutPatch=false) const
 バージョン値を文字列化する。 [詳解]
 

静的公開メンバ関数

static bool canMake (value_type major, value_type minor, value_type patch=0)
 バージョン値を作成可能な各バージョン値であるか否かを調べる。 [詳解]
 
static Version make (value_type major, value_type minor, value_type patch=0)
 各バージョン値からバージョン値を作成する。 [詳解]
 
static bool canMake (const wchar_t *src)
 バージョン値を作成可能なバージョン文字列であるか否かを調べる。 [詳解]
 
static Version make (const wchar_t *src)
 バージョン文字列からバージョン値を作成する。 [詳解]
 
static Version zero ()
 "0.00.00" のバージョン値を作成する。 [詳解]
 

公開変数類

value_type value
 内部値。 libam のアプリバージョン値と同等のフォーマット。 [詳解]
 

静的公開変数類

static const value_type PatchLimit
 パッチバージョン値の最大許容値。 [詳解]
 
static const value_type MinorLimit
 マイナーバージョン値の最大許容値。 [詳解]
 
static const value_type MajorLimit
 メジャーバージョン値の最大許容値。 [詳解]
 

関連関数

(これらはメソッドではありません)

bool operator== (const Version &l, const Version &r)
 等価比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator!= (const Version &l, const Version &r)
 非等価比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator< (const Version &l, const Version &r)
 小なり比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator> (const Version &l, const Version &r)
 大なり比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator<= (const Version &l, const Version &r)
 小なり等価比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 
bool operator>= (const Version &l, const Version &r)
 大なり等価比較演算子のオーバロード。 [詳解]
 

詳解

バージョン値構造体。

覚え書き
memcpy 可能。

型定義メンバ詳解

typedef std::uint32_t amdaemon::Version::value_type

内部値の表現型。

関数詳解

static bool amdaemon::Version::canMake ( value_type  major,
value_type  minor,
value_type  patch = 0 
)
static

バージョン値を作成可能な各バージョン値であるか否かを調べる。

引数
[in]majorメジャーバージョン値。 MajorLimit 以下。
[in]minorマイナーバージョン値。 MinorLimit 以下。
[in]patchパッチバージョン値。 PatchLimit 以下。
戻り値
true作成可能である場合。
false作成不可能である場合。
参照
make(value_type, value_type, value_type)

この関数が true を返す場合、同じ引数を静的メンバ関数 make に渡すことで 例外を発生させることなくバージョン値を作成可能であることが保証される。

static Version amdaemon::Version::make ( value_type  major,
value_type  minor,
value_type  patch = 0 
)
static

各バージョン値からバージョン値を作成する。

引数
[in]majorメジャーバージョン値。 MajorLimit 以下。
[in]minorマイナーバージョン値。 MinorLimit 以下。
[in]patchパッチバージョン値。 PatchLimit 以下。
戻り値
バージョン値。
参照
canMake(value_type, value_type, value_type)
例外
Exception
  • 引数 major に MajorLimit より大きい値を指定した場合。
  • 引数 minor に MinorLimit より大きい値を指定した場合。
  • 引数 patch に PatchLimit より大きい値を指定した場合。
static bool amdaemon::Version::canMake ( const wchar_t *  src)
static

バージョン値を作成可能なバージョン文字列であるか否かを調べる。

引数
[in]srcバージョン文字列。 "1.23.45", "6.78" 等。
戻り値
true作成可能である場合。
false作成不可能である場合。
参照
make(const wchar_t*)

この関数が true を返す場合、同じ引数を静的メンバ関数 make に渡すことで 例外を発生させることなくバージョン値を作成可能であることが保証される。

static Version amdaemon::Version::make ( const wchar_t *  src)
static

バージョン文字列からバージョン値を作成する。

引数
[in]srcバージョン文字列。 "1.23.45", "6.78" 等。
戻り値
バージョン値。
参照
canMake(const wchar_t*)
例外
Exception
  • 引数 src に nullptr を指定した場合。
  • 引数 src のフォーマットが不正である場合。
  • 引数 src の構成数値が許容範囲外である場合。
  • メジャーバージョン値、マイナーバージョン値、パッチバージョン値を表す 10進数文字列を文字 '.' で連結した文字列からバージョン値を作成する。
  • パッチバージョン値は省略可能であり、その場合は 0 が指定されたものとみなす。
static Version amdaemon::Version::zero ( )
inlinestatic

"0.00.00" のバージョン値を作成する。

戻り値
"0.00.00" のバージョン値。
value_type amdaemon::Version::major ( ) const
inline

メジャーバージョン値を取得する。

戻り値
メジャーバージョン値。
value_type amdaemon::Version::minor ( ) const
inline

マイナーバージョン値を取得する。

戻り値
マイナーバージョン値。
value_type amdaemon::Version::patch ( ) const
inline

パッチバージョン値を取得する。

戻り値
パッチバージョン値。
std::wstring amdaemon::Version::toString ( bool  withoutPatch = false) const

バージョン値を文字列化する。

引数
[in]withoutPatchパッチバージョンを含めないならば true 。
戻り値
バージョン文字列。 "1.02.03" 等。

フレンドと関連関数の詳解

bool operator== ( const Version l,
const Version r 
)
related

等価比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator!= ( const Version l,
const Version r 
)
related

非等価比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator< ( const Version l,
const Version r 
)
related

小なり比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator> ( const Version l,
const Version r 
)
related

大なり比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator<= ( const Version l,
const Version r 
)
related

小なり等価比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。
bool operator>= ( const Version l,
const Version r 
)
related

大なり等価比較演算子のオーバロード。

引数
[in]l左辺値。
[in]r右辺値。
戻り値
比較結果値。

メンバ詳解

const value_type amdaemon::Version::PatchLimit
static

パッチバージョン値の最大許容値。

const value_type amdaemon::Version::MinorLimit
static

マイナーバージョン値の最大許容値。

const value_type amdaemon::Version::MajorLimit
static

メジャーバージョン値の最大許容値。

value_type amdaemon::Version::value

内部値。 libam のアプリバージョン値と同等のフォーマット。


この構造体詳解は次のファイルから抽出されました: