AM Daemon ライブラリリファレンス
AM Daemon ライブラリリファレンス
AM Daemon とは
Aime、ALL.Net等、AMゲーム開発で共通して利用されるモジュール群をパッケージングし、 ゲームアプリからより簡潔に扱えるようにすることを目的とするプロセス&ライブラリ。
AM Daemon ライブラリとは
AM Daemon プロセスにゲームアプリからアクセスして、 情報を取得したり処理を要求したりするためのインタフェースライブラリ。
AM Daemon プロセスは当ライブラリを通してアクセスされることを前提とした設計になっており、 AM Daemon 採用タイトルのゲームアプリは必ず当ライブラリを組み込む必要がある。
主要クラス
当ライブラリの 主要クラス はいずれも amdaemon 名前空間に属し、Monostateクラスとなっている。
ライブラリ利用アプリは好きな場所でインスタンスを作成して利用することができる。
少なくとも amdaemon::Core クラスのメンバ関数 execute は必ず毎フレーム呼び出す必要がある。
例外処理
ライブラリ内で例外が発生した場合、既定では amdaemon::Exception クラスのインスタンスがスローされる。
この動作が好ましくない場合、 amdaemon::Core クラスのメンバ関数 setExceptionHook を用いて例外フック関数を設定すること。
例外フック関数が設定されている場合、例外をスローする代わりに例外フック関数が呼び出される。
詳しくは amdaemon::Core::setExceptionHook 関数の説明を参照すること。
ライブラリで用いる文字列について
当ライブラリにおいて文字列を引数、戻り値等で用いる場合、その値は const wchar_t* 型あるいは std::wstring 型のワイド文字列となる。
アプリ側もこれに合わせてワイド文字列ベースで実装を行うことを推奨する。
Visual C++ 環境においてワイド文字列ベースの実装を行うには、プロジェクトのプロパティから 「構成プロパティ→全般→文字セット」の値を「Unicode 文字セットを使用する」に変更すること。
他ライブラリの都合等により const char* 型や std::string 型の文字列値を当ライブラリとやり取りする必要がある場合、 amdaemon::util::WinEncoding クラスを利用すると手軽に文字コード変換を行える。
詳しくは amdaemon::util::WinEncoding クラスの説明を参照すること。